長時間に及ぶ有酸素運動で体脂肪を燃焼させようとするやり方はすでに時代遅れです。欧米ではもっと効果的なやり方が開発されています。

筋トレ後の有酸素運動は効果が薄い

今までのやり方は、筋トレ後に30~60分間の有酸素運動を行うことで、ホルモンによる脂肪燃焼効果を高めるというものでした。しかし、このやり方はトレーニング強度を考慮していないために、時間帯当たりの消費カロリーが少ないのです。つまり、時間を掛ける割には効果が薄いということになります。

新しいやり方は

時間を短く設定して、強度を上げる方法です。例えば、そこそこのスピードでバイクを20分漕ぐより、猛ダッシュで2分間を5セット漕いだほうがはるかに効果的です。2分を5セットと書きましたが、2分という時間よりも大事なのは、新しいやり方を理解することです。脂肪燃焼の新しい方法は、時間単位当たりの消費エネルギーが高ければ高いほど効果は高いという考え方をベースにしています。言い換えれば、昔みたいに30分以上ゆっくりと有酸素運動で脂肪燃焼を狙うよりも、高強度のトレーニングで総消費カロリーにフォーカスするということです。

強度が上がれば上がるほど、心拍数が上がっていきます。心拍数が高いということは、多くのエネルギーが消費されていることになります。こうした高強度の運動を長時間継続することは身体的にも不可能なため、小分けして数セット行う必要があります。幸いなことに次のセットを行う前に休憩をとることができるため、皆さんが思っている以上に楽かもしれません。今まで20~30分も連続で行っていた有酸素運動を小分けして行うことができるので、メンタル的にも楽でしょう。

具体的にはどうやって

やり方もとてもシンプルで、部位別の筋トレに高強度有酸素運動を1セット挟むだけです。具体的なサンプルワークアウトを下記の通りです。

  • 高強度有酸素運動 2分
    • 筋トレ(例えば、胸)
  • 高強度有酸素運動 2分
    • 【 休憩(3分) 】
  • 高強度有酸素運動 2分
    • 筋トレ(例えば、背中)
  • 高強度有酸素運動 2分
    • 筋トレ(例えば、脚)
  • 高強度有酸素運動 2分
    • 筋トレ(例えば、肩)
  • 高強度有酸素運動 2分

このサンプルプログラムの場合は、高強度有酸素運動を2分間、6セットだけ行いますが、各セット前に筋トレを挟んでいるので、ほぼ休憩なしでトレーニングができます。大きい部位を刺激する筋トレを挟むことで大量のホルモンが分泌され、脂肪燃焼効果は一層高まっていきます。

心拍数も常に高い

部位別筋トレに高強度有酸素運動を挟むことで心拍数も常に高いレベルで保たれ、インターバルを取っている間も多くのカロリーが消費されていきます!なので、一石百鳥だと思ってください。ご存知ないかもしれませんが、筋トレ自体はほとんどカロリーを消費しないのです。なぜなら、全身を動かす有酸素運動と違ってある特定の部位だけを動かしているからそんなにエネルギーは消費しないのです。ところが、筋トレに有酸素運動を挟むことで、代謝は常に高く保たれ、消費カロリーも上がっていくのです。