ご存知かと思いますが、体重計より正確なのは体組成計です。体重計だと体重しか分からないが、体組成計なら体脂肪率、筋肉や骨の重さまで分かります。

体重にこだわる女性も多いのですが、体重だけは何の指標にもならず、その人が太っているかどうかの判断もできない単なる数字でしかありません。ボディタイプによっても体重がだいぶ違うし、アスリート体型(骨太い)人ほど体重が重くなります。だから、体脂肪率や筋肉の量までわかる体組成計がオススメです。

体脂肪率であなたの健康状態(肥満かどうか)やダイエットの効果が一目で分かる

体組成計は概ね3つのタイプに分かれる

  1. 手だけで握って測定するタイプ(超小型)
  2. 足で乗って測定するタイプ(体重計のような測定器)
  3. 測定に手と足を使うタイプ(家庭用と業務用)

便利さや使いやすさを考えるとこの3つの中で足で乗る体組成計(#2)がオススメです。あまりにも設定や乗るに手間の掛かるマシンだと面倒臭くて、乗らなくなってしまうからです。

もちろん、手と足の両方を使うタイプの方が測定に使う電極が多い分正確性があると言われているけど、私が色々なマシンを試した結果、その差は許容範囲内なので、それほど気にしなくて良いです。そもそもこの体組成計の測定技術自体が医療機器と違って100%正確ではありません。メーカーによっても結果にバラツキがあるくらいな技術であるから、業務用のマシンであっても結果は推定値しか得られません。

まあ、こうした技術の限界の面もあって、マーカーによって算出される値は違うという事を念頭に置いて頂きたいです。この理由で測定は必ず同じ測定器で毎回同じ時間帯に行うようにしたほうが正確性が高まります。

ちなみに、私はタニタの業務用と家庭用の体組成計を使ったことがありますが、家庭用の測定器であっても、業務用とほぼ同じ値が出てきました。なので、業務用じゃないと正確な値が得られないという訳ではありません。

体組成計の仕組み

体組成計は手と足を通して、微量の電気を体内に流し、その電気抵抗をもとに体脂肪率や筋肉量などを推定します。あくまで推定値であるため、時間帯や機種によって差が生まれるのは当然ですので、あまり測定結果に一喜一憂する必要はありません。

信頼できる数値を得るためには、

  • 乗る前にタオルで体組成計の電極の部分と足裏を拭きましょう!埃などが付いていると結果に影響することがあります。
  • 体内環境の変動による誤差を防ぐため、できる限り毎回同じ時間帯に計るようにしましょう。一番正確な値が得られるのは、朝起きた直後です。
  • 体重や体脂肪率は体内水分量により、時間帯でだいぶ違ってきます。つまり、朝に測定したデータと夜に測定したデータを比べる意味はありません。
  • 入力する身長は毎回同じ数値を用いるようにしましょう。体組成計に乗る度に測り直す必要はありません。夜の方が身長は約1センチほど縮んでいるのですが、それは重力による影響に過ぎず、いつもの値を用いましょう。
  • ジムで測定をするのであれば、必ずトレーニング前にしましょう。トレーニング後では水分補給や発汗によって体内水分量のバランスが崩れ、正しい値が得られません。体脂肪がトレーニング後にどれくらい減ったかどうかを確認する目的で測定する人も見かけますが、1回のトレーニングで燃焼できる体脂肪はほんのわずかなので、あまり意味をなしません。
  • 体重より体脂肪率で判断しましょう。運動前後に起こる体重の変動は、体脂肪率の減少によるものではなく、体内に含まれている水分量の変化によるものです。だから、運動後に測定すると数値が上がっていることも良くあります。それは運動中に水分補給を行ったために、体内の水分量が増えていることが理由です 🙂
  • 昨日と今日を比べるだけでは本当の変化に気づかず、誤った結論に至る場合があります。測定をし、途中の経過をみるべきです。その結果から、様々な対応策がわかることもあります。自分の体の経過を定期的に測定し、グラフにしても良いでしょう。

体脂肪率の変化

上図のように、体組成計で得られたデータを可視化すれば、ダイエットの本当の効果が分かってきます。線が右肩下がりの傾向にあれば、やった~。上図だと2月に開始した運動の効果は十分出ていることが良く分かります。しかし、4月から飲み会が多くなったせいで、体脂肪率も上がりつつあります。ということで、いつも数か月間のデータを基にグラフを作成することでダイエットの効果が一目瞭然です。