相撲スクワットは、内転筋(内もも)とお尻、そして大腿四頭筋がバランス良く鍛えられる。効果やフォームも含め、ビギナーや女性にとっては一石三鳥という素晴らしいエクササイズである。
しかし内転筋は筋肉痛になりやすい部位であるため、はじめのうちはセット数やトレーニグ負荷(ダンベルの重量)をほどほどにしておくと良い。
相脚を大きく開いて行うため、しゃがむ際に股関節がよりストレッチされる。フォームもシンプルであるため、バーベルスクワットと違いバランスが崩れる心配もない。相撲スクワットはワイドスタンスで(足を広く開いて)行うため、鍛えられる部位が通常のスクワットと多少違う。
相撲スクワット
難易度:★★★☆☆
鍛える筋肉:
効果:
器具:ダンベル
基本動作
- ダンベルの頭を持つ(※縦に持つ)
- 足は爪先を外側に向けお相撲さんのように広めに開く
- ダンベルが床に軽く触れるまでしゃがむ
- 膝を伸ばして腰を持ち上げる
- 繰り返す
<ポイント>
しゃがむ際は膝が直角になる程度で良いですよ!持ち上げる時は膝と腰は伸ばし切りましょう。
起こりやすい間違い
猫背になっている
→胸を張って行う。しゃがむ際に猫背になってしまう場合は、腰を真っ直ぐキープできる位置まででOK。
バリエーションと応用
【 ①相撲スクワット(ダンベル横) 】
難易度:★☆☆☆☆
器具:ダンベル
①ダンベルの首を横に持つ。
②ゆっくりとしゃがむ
③ 膝を伸ばして腰を持ち上げる
④ 繰り返す
<ポイント>
ダンベルを縦に持つより深くしゃがむことができます!
【 ②相撲スクワット(Tバー) 】
難易度:★★☆☆☆
器具:Tバー
- Tバーを手の平ですくうように両手で持つ
- Tバーは床に着かないようにしゃがむ
- ゆっくり持ち上げる
- 繰り返す
<ポイント>
重心は少し前にし、お尻から下ろしていく。重心が後ろにあるとTバーがアタッチメントから抜ける可能性がある為危険です!
Q&A(良くある質問)
Q.背中が痛くなります。
A.背中が弱いとトレーニング中に猫背になったり張ったりします。背中を鍛えるハイパーエクステンションなどを行い、少しずつ鍛えていきましょう。