糖質ゼロのビールは本当に太らないの?

みなさんが大好きなお酒(アルコール)は、蒸留酒であろうが、ビールであろうが、高カロリーな飲み物です。

せっかく運動でカロリーを消費しても、お酒やジュースを飲んでしまっては意味がなくなってしまいます。

飲み物は液体なので普通の食事に比べて飲む量が多いだけではなくて、カロリーも多いため、これが痩せられない原因になってるかもしれません。

痩せれないのはお酒が原因かも?!

アサヒとキリンの缶ビールが並んでいる写真

多くの場合、痩せない原因はお酒にあります。そしてお酒が高カロリーだと知らない人が多いのです。

「私はビールの代わりに蒸留酒を飲んでいるので、大丈夫よ〜♪」

なんて思っている人が多いですが、

ビール(中ジョッキ1杯約)=180kcal
焼酎(コップ1杯)=約250kcal

アルコール度の高い蒸留酒はビールより約100Kcalも多いです。

下の表を見れば分かるように、実はアルコール度が高ければ高いほどカロリーも高いのです!

飲料水カロリー(100ml)
ジン284
ウォッカ240
ラム240
ウイスキー237
テキーラ231
大五郎・鏡月・ジンロ206
梅酒156
本格焼酎146
シャンパン84
ワイン(白・赤)73
ビール(一般)58
カシスオレンジ55
レモンサワー55
ハイボール49
発泡酒45
緑茶5
紅茶1

ちなみに、アルコールのカロリーは 1g当たり約7Kcalです。

糖質ゼロビールだったら飲んでも太らない?

糖質ゼロビールの栄養成分標

多くの飲料メーカーは糖質ゼロを売りにして商品を宣伝しています。

結論から言ってしまうと、糖質ゼロのビールでも太ります!!!

飲む側からすれば「ゼロ」という一見無罪な数字に魅了されやすいし、糖質ゼロだから太りにくい印象も定着しています。

しかし上記の写真(右)を見ると糖質はゼロですが、カロリーはゼロではないですよね。

そう、糖質ゼロは炭水化物だけゼロという意味であり、カロリーゼロという意味では無いので、飲めば飲んだ分だけカロリーは摂取されます。

ヒント:糖質がゼロであっても、カロリーがゼロでない限り太る原因になりますので、ご注意下さい。

お酒や飲み物を買う時は糖質ゼロに目を向けるのではなく、栄養成分表のエネルギー表示がゼロになっているかどうかを確認すべきです!

お酒に限らず他の飲み物(炭酸水)や加工食品にも言えることです。糖質をゼロにしているけど、他の栄養素に含まれるエネルギー量は上がっていることも良くあります。

他の飲み物(炭酸飲料など)にも要注意

缶の炭酸飲料水のイラスト

気をつけなければいけないのはお酒だけではありません!

水以外の飲み物は基本的にたくさんのカロリーを含んでいるから、要注意です。

一番身近な牛乳でも100ml当たり68Kcalですので、1リッターを飲むと約700Kcal(お握り3個分)といった計算になります。

炭酸飲料も同様で、意外と高カロリーとなっている場合が多いです。

忘れがちですが、炭酸飲料というのは味付けの砂糖水にガスが入っているだけなのです。

飲料水カロリー(100ml)
抹茶 324
牛乳66
コカ・コーラ46
サイダー41
ミルクティー39
レモンティー27
スポーツドリンク21
緑茶5
紅茶1
麦茶1

ということで、ダイエット中の方はお酒と同じように炭酸飲料も控えるべきです。

栄養成分表もチェックするとにかくカロリーが多いのがお分かりいただけたかとと思います。

美味しいから飲みたくなりますが、ダイエット中はお酒とジュースを控え、お水かお茶にするようにしましょう!!