『自転車って、なんだか脚が太くなりそう…』
このように考えたことはありませんか?
ほっそりとした美脚を目指しているのに、自転車やフィットネスバイクを漕ぐことで、ムキムキな筋肉質な脚になってしまうのではないか心配になりますよね。
だから女性は筋トレ後にエアロバイクではなく、ランニングマシンを選んで脂肪燃焼をしています。
では果たして、本当に自転車だけで脚が太くなることはあるのでしょうか?
結論:自転車やエアロバイクだけでは足は太くならない
『グッと足に力を入れるから、筋肉がついて太くなるのでは?』
このように脚が筋肥大がおこって、太くなると心配している女性が大勢いるようです。
しかし安心してください!そのような不安な気持ちになる必要はありませんよ。
結論から言ってしまうと、皆さんが扱うような負荷では足は太くはならないのです!
つまり普通の人は自転車を漕ぐだけで脚が太くならないと思ってOKです。
自転車の有酸素運動は脚が引き締まる
上記の写真は自転車のアスリートAlberto Contador選手です。彼のように自転車の長距離走(有酸素運動)の場合、大事なのは持久力です。
何時間もノンストップで走らないといけないわけですから、大きくてたくましい筋肉は何の意味もありません。
このように自転車の負荷で有酸素運動を行えば、足は太くなるどころか、むしろキュッと引き締まって魅力的な脚を目指せますよ!
なんで競輪選手は足が太いの?
競輪選手で、足がとても太くムキムキな方も多いですよね。
写真に写っている人はドイツのオリンピック選手(競輪)のRobert Förstemannです。ニックネームはMr.Thigh(太い太腿)です!
この彼の脚は世界トップクラスの選手にしてもあり得ないほど太いので、遺伝的に太くなりやすいタイプです。
このように足がこんなにも太いのは一体何故でしょうか?
自分の競技に合わせた体を作っている
実はこういった選手たちは自分の競技に合わせた体を作っていくのです。
競輪に重要なのは、走るスピードです。
なので、筋肉が多ければ多いほどパワーがあり速く走れるため、このような選手たちは大きく力強くなるような筋トレを行なっています。
つまり、自転車だけで脚が太くなったわけではないのですよ!
ヒント:競輪の場合は短時間でできるだけ多くのパワーを引き出す必要があるため、脚の筋肉が太いほうが有利なのです!そのための高重量のトレーニングを日々積み重ねているのです。
ボディタイプ(体質)によっても差が出てくる
ちなみに、競輪選手と長距離選手のボディタイプ(体質)は違います。
上の写真はとても分かりやすく、左の男性は背が高くて、やや細身ですね。こういうボディタイプの人はそもそも筋肉が付きにくいのですが、持久力はあり、自転車の長距離走に適しています。
ところが、右の男性は背が低く、筋骨隆々です。背が低い人のほうが筋肉が付きやすいので、こういうボディタイプの人は競輪やボディビルに向いているのです。
Q.ボディタイプとはなんですか? A.人間の体には、それぞれにボディタイプ呼ばれる特性があります。自分のボディタイプが何か知れば、自分の得意・不得意な競技までわかるようになりますよ!詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。 ・あなたのボディタイプはどれ?3つのボディタイプと特徴【食事やトレーニング方法】-hakase
目的に合ったトレーニングが必要
脚を細くしたいのなら、持久系のトレーニング(有酸素運動)をしなければなりませんし、脚を太くしたいのなら太くするようなトレーニング(無酸素運動)をしなければなりません。
トレーニング効果はやり方で決まるため、事前にトレーナーさんと相談し、メニューを決めた方が良いでしょう。
自分の目的にあったトレーニングの選択をしていきましょうね!応援しています!