体重はいつ測ればいいの?体重に乗る適切な時間とタイミング

皆さんは体重を計る際はいつも何時に測定してますか?

毎日違ったバラバラな時間に体重計に乗っている方も多いと思います。また、トレーニング前後に測って『やったあ!少し減ったぞ〜!』と一喜一憂してませんでしょうか?

実はそれ、意味がないかも知れません!

もちろん、いつ何時でも体重計(体組成計)に乗っても問題はありません。

しかし、せっかくなら得られる数値は信頼できるもののほうが良いですよね!

そう、体重を測定する際はタイミングがとても重要なのです。では、いつどのタイミングで計測するのが良いでしょうか?

体重を計る最適な時間とタイミング は?

毎日起きた直後に計るのが一番

朝の太陽と赤の時計イラスト

一番正確な値が欲しい人は、起きた直後に計るべきです。

体重と体脂肪率を正確に測るには、毎回同じ時間に測るのがベストです。

そして、日中よりも実は、朝起きた直後が最適なタイミングだと言われています。

日中に測るのは、飲食物などによって測定の結果が左右されるのでオススメ出来ません!

しかし、朝起きた直後だと体内の状況は、毎回ほぼ同じ状態だと考えても大丈夫です。

『昨日は朝測ったけど、今日は夜に体重を測ろ〜』

と言った時間帯が違い過ぎるような測定では、さらに大きな誤解を招きます。

時間帯によって結果が影響されることを知らない人は、「また私は太ったな〜」という結論に至ってしまうんです。

そういうことを避けるにはやっぱり朝一に計るのが一番ですね!

ヒント:朝の時間帯と夜に時間帯の値は、体内の状況(飲食物や体内の水分)で変わってくる。驚くほど違うこともあるので、ご注意!
グレーの体重計のイラスト

筋トレ前後の計測は意味がない?!

数時間で体脂肪率や体重は変わらない

まず、トレーニング前後に体脂肪を計る人は多いようですが、あまり意味はありません。ガッカリするだけです。

「運動したのに・・・なんで減っていないの!」、「えええ、運動前よりも上がっているじゃん、なんで・・・」と良くあることです。

残念ながら、たった数時間の運動で体脂肪率や体重は変わらないです。

そもそも運動中に利用するエネルギーは、体脂肪ではなく、ほとんど血中グルコース(炭水化物)なのです。

つまり、消費したエネルギーの分すぐに体重が軽くなることはありません。

※筋トレ前後に筋肉量を計ることにも意味がありません。筋トレをしたからと言って、すぐに筋肉が増えてこないのです。筋肉は少しずつ増えていくものなので、月単位で計るしかありません!

運動後に体重が増えた?!

なんと!運動後に体重が上がることも良くあります。

不思議ですよね!でも理由は爆笑するくらいシンプルです。

水分の変動だけです!運動中に行う水分補給や発汗が原因で、体重が増減するのです。

もし、運動中に水分補給をしていなければ、体重計で体重が減ったように見えますし、たくさん飲んでいれば、以前よりも重くなっていることになります 🙂

ヒント:運動前後の体重の増減の原因は水分補給や発汗によるもので、体脂肪率や体重が物理的に増減しているわけではない。

体重よりも体脂肪率に注目しよう

男性(ヘイキさん)がタニタの体重計を持っている写真

今回の記事で体重についてお話ししましたが、実は体重は重要ではありません。

体重計に乗って計られるのは体重ですが、体重は本当に単なる数字にしか他ならないです。

なぜならば、骨、内臓、筋肉や脂肪まで体重に含まれるからです。

同じ体重でも体脂肪によって違ってくるので、体重より体脂肪率に注目すべきですよ!

体脂肪率については以下の記事で詳しく紹介していますので、よかったら読んでみて下さいね。

・体重より体脂肪率!痩せたい人は体脂肪率に注目すべき理由!