体重には脂肪だけではなく、骨や筋肉、そして内臓まで含まれています。だから体重だけでその人は肥満かどうかを判断することはできません。体重は例え100キロあったとしても、その内の90キロが筋肉であれば、肥満にはならないよね。かえって世界トップクラスのアスリートになります。まあ、こうした理由があるから、あまり体重を気にしなくて良いです。

痩せたい人は体重ではなくて、体脂肪率を気にすべき

肥満かどうかを判断するに使える数字は体脂肪率だけです。日本人の理想体脂肪率は男性で15〜17%で、女性は20〜22%だと思って下さい。

体脂肪率の目安(男女別)

人間はみんな体型などが違うからみんなに同じ数値が最適とは言えないが、参考にはなるかと思いますので、自分が目指すべき数値を確認しましょう。ここでオムロン社のサイトを参考にしています。
判定男性女性
低い5.0%~9.9%5.0%~19.9%
標準10.0%~19.9%20.0%~29.9%
やや高い20.0%~24.9%30.0%~34.9%
高い25.0%~35.0%~

)女性は生理的に男性と違って、体脂肪率は若干高くなければなりません。なので、極端に下げようとすると体を壊すこともありますので、ご注意下さい。

常に変動する体脂肪率と体重

違う時間帯や条件(運動前後など)に計ると値はかなり違ってきます。それは同然のことです。時間というバイアスを除外するには毎回同じ時間に測る必要があります。

)男性より、女性の場合変動が激しいです。それはホルモンのバランスが原因です。特に生理前後に体脂肪率は数パーセントも上昇することがあります。これは一時的な変化に過ぎないから、生理が終われば元の数値に戻るからびっくりする必要はありません。

本当の経過を見るには、グラフが便利

測定する時の体内状態は毎回同じとは限らないため、ビフォー/アフターのデータをそのまま比べるよりも、グラフ化することをオススメします。

体重の変化

ちなみに、運動を始めたのに、体重が全く変わらないあるいは上がるときもありますよ。原因は複数ありますが、水分量の変化が最も大きいと考えられます。体重が同じであっても実は体脂肪率が下がっていることもあるから、毎回必ず体脂肪率もチェックするようにしましょう。

体脂肪率の変化

体重より体脂肪率の方が大事です。上図では後半の体脂肪率が上がっているからちょっとしたリバウンドが起きていることが分かります。週1回ベースでの飲み会も体脂肪率の上昇に繋がります。

グラフ化することで、一定期間内の体重や体脂肪率の変化がわかります。1日の変動の幅が大きくてもあまり気にする必要はありません。それは一時的な変化に過ぎないので、ご安心下さい。昨日と今日を比べるより1週から1ヶ月のデータの平均値(傾向)を見た方が安心できます。長いスパンで見て平均値が下がっていれば、ダイエットに成功していると思ってくださいね。