皆さんは、トレーニングをして手首を痛めてしまったことはありませんか?
手首は多くの小さな骨や靭帯で構成されているにも関わらず非常に強い関節です。
しかし、無理をしてしまったり誤った使い方をすれば一瞬で壊れてしまいます。
手首は一度壊れてしまうと、完治するには数年も掛かることがあります。
なので手首を壊してから「どうするか」と考えるのではなく、
壊す前に「手首を強く強化するにはどうすればいいのか」ともっと前から考え予防するべきです。
一度壊れた手首でも鉄より強くなる?!
正しくトレーニングをすれば、一度壊した手首でも鉄より強くすることが出来ます。
僕は手首を壊したことがありますが、今は手首で腕立て伏せが出来るようになりました。
皆さん、上の写真を良く見てください。私は腕立て伏せをやっていますが、手首は逆です。
こういう腕立て伏せは少林寺の人たちが手首を強くする為にやっている腕立て伏せのフォームです。
最初は凄く痛いですが、手首が強くなればなるほど痛くなくなりますよ!
※ リストプッシュアップ(手首の上で腕立て伏せ)や逆立ちはすぐには無理です。
相当痛いのため、これは徐々に強度を上げていく必要があります。
手首は壊すと治るのに時間が掛かる
手首(特に利き腕)を壊してしまうと、皆さんの想像以上に日常生活まで影響が出てきます。
だって服を着るにしても、体を洗うにしても、パソコンで仕事をするにしても、 どんなことをするにしても手首が必要ですよね!
後ほど手首を怪我した時の体験をお話ししますが、私が手首を怪我した時は、なんと完治に3年半も掛かりました。
そのため、その期間は殆ど腕のトレーニングはできなかったです。
ヒント:手首は小さな骨や多くの腱や靭帯でできている為、一度怪我をしてしまうと、治るのにかなりの時間が掛かります。
手首を壊した私の実体験
先ほども触れましたが、私は過去に手首を怪我しました。怪我と言うよりも完全故障ですね。
【右手首を怪我した時】
慶應大学時代のキャンパス際の時に、準備運動をせずに腕相撲をやったことが切っ掛けです。翌朝起きたら、右腕の手首が凄く痛かったです。パソコンすら使うことが出来ませんでした。「どんなに軽い運動であっても必ず準備運動をしないと駄目」という事をこの経験から学びました。
【左手首を怪我した時】
右手の手首を壊してから3年経過したときに、左手の手首を壊しました。今回は知り合いと話をしながらダンベル運動をしていたときに油断してしまったことが切っ掛けです。
そう、私はなんと両手の手首を2年の差で壊してしまったのです!
病院に行ってもダメだった
両手の手首が痛いときに何度も病院にいきましたが、レントゲンを取るだけで終わったしまいました。
病院のお医者さんに「痛み止めを飲むか、トレーニングを止めるか」と言われただけです。
え!マジかと思いました。
今の時代のお医者さんは自分でトレーニングをしないし、痛み止めばかり処方するから、全く役立たないです…
ヒント:僕は手首について色々学び始め、手首の強化を行ったのです。その結果、ありえないくらい強い手首を作ることが出来ました!
では、その手首の怪我や強化には何を行えば良いのかを以下でご説明いたします。
手首の強化方法と怪我予防は?
トレーニングで手首を強化
私は基本的にトレーニングギア無しでトレーニングをする派です。
トレーニングギア無しでトレーニングをして行けば、関節や靭帯が自然に強くなり、強化されていくからです。
私は手首を強くする為に、逆立ちや腕立て伏せを行っています。
そして、その他に「蛙立ち」というトレーニングも行っています!
【蛙立ちトレーニング】
私は常に難しいものに挑戦するのは好きである為、「蛙立ち」も必ずやるようにしています。
このエクササイズは手首の強化だけではなく、バランス能力向上にも繋がります。
将来的に逆立ちが出来るようになりたい方は必ずやるべき種目です。
手首を強くしたいのであれば、このように手首に無理のない負荷を掛けていく必要があります。
そうすれば、手首は柔軟性だけではなく、頑丈になって行きますよ!
ヒント:正しくトレーニングをすれば必ず結果が現れます。自分を信じてね!
手首のストレッチ
手首が硬いと怪我しやすいので、定期的に手首のストレッチも行うと良いでしょう。
私はストレッチする際に、場合によっては全体重もかけて行うこともあります!
手首の柔軟性は加齢と共に低下していき、軽い転倒やつまづくだけで、手首を骨折してしまいやすくなります。なので皆さんも週2ペースでストレッチは行うといいでしょう。
ストレッチの詳細は以下のページでご紹介しています。ぜひ参考にして下さいね!
・手首のストレッチで柔軟性UP!手首の強化ストレッチ種目【3つの注意点と手順】
リストラップを使用する
手首を壊した時や高重量でのトレーニング時すぐに使える対処方法について述べていきます。
高重量でトレーニングをする際に、手首(リスト)をサポートする為に、リストラップと言うのがあります。
ベンチプレスや高重量でプレス系の種目をやっている人が良く使っているギア(トレーニング用品)です。
リストラップには手首をサポートする長所がありますが、大きな弱点もあります。
常にリストラップを巻いてトレーニングをしていくと、手首をサポートする筋肉が弱くなり、結果的には手首は更に弱くなっていきます。
なので、リストラップは高重量でトレーニングをする時のみ使うようにしましょう。
手首の強化のまとめ
手首が壊れてしまうと、完治するまで数年間も掛かることがある。
そのため、壊れる前に強化をし予防することが大切。
しかし、一度壊れてしまった手首もトレーニングで鉄より強くすることができる。
手首を鉄より強くする為には、ストレッチと正しくトレーニングをすることが重要です。