BMIはBody Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略称であり、健康診断の時に肥満度チェックに良く使われています。体重と身長を元に肥満度を算出する方法で、この数値を元に、現在の体重が健康的であるかどうかの判断をします。成人した男女共通の測定方法で、計算方法は世界共通です。

しかし、運動している人ほどBMIが健康診断で引っ掛かる可能性が高いです。その理由は筋肉量が他の人より多いからです。筋肉が多いとBMIも高くなるからです。

まあ、こうした理由で筋トレをしているのに、健康診断でBMIが「高いですね~」と言われたらそれほど気にしなくて良いです。運動している人はBMIより体脂肪率を気にすべきです。

BMIは「身長が高いほど体重が重くなる」という考えが元になっていて、体重と身長だけで算出されるから、もともと筋肉が多いから体重も重いという人の肥満度チェックには不向きです。特にアスリートや日常的にトレーニングをする人が当てはまります。そういった人ほどBMIの数値の信頼性は低くなりますし、より筋肉がありより身長が低い人ほどBMIの数値と実際の健康指数は一致しなくなります。

)運動する人の健康状態を把握するには、体脂肪率と筋肉の量を考慮しなければなりません。

BMIはなぜ使われているか?

体重と体脂肪は体のコンディション、トレーニングの度合い、年齢、性別などにによって変化するため、肥満を定義するのは難しいです。そのため、比較的簡単に肥満度を測定する方法の1つとしてBMIが利用されます。

BMIの求め方

BMI計算するには体重(kg)と身長(m)だけ必要です。

  • BMI = 体重 (kg) / 身長 (m)2(二乗)

例えば、身長168cmで体重が72の方の場合はBMI=25.7となります。

  • 計算: BMI = 72 kg / 1.68m (二乗) = 72 kg / 2.8 = 25.7

ちなみに、電卓機能を使うなら

  • 体重(kg)/ 身長(m)/  身長(m)

でも計算出来ます。

日本でBMIが25以上の人は肥満(1度)と判定されるから、この人は体脂肪率が13%であっても健康診断で引っかかってしまいます。

BMIは運動しない人向け

全く運動をせず1日過ごす人の肥満度チェックにBMIは悪くないし、健康診断時にすぐに算出できるため、とても便利だと言えます。

繰り返しますが、運動する人はBMIのことをそれほど気にしなくて良い

基準値

BMIの計算と算出される数値は世界共通ですが、日本では日本肥満学会による判定基準が用いられています。基準値は22です。BMI「22」は日本でもっとも疾病の少ないとされる数値な為、標準体重(理想体重)の計算式にも使われます。

日本肥満学会の判定基準

(日本でBMI「22」がもっとも良いとされています)
BMI判定
18.5未満低体重
18.5以上、25未満普通体重
25以上、30未満肥満(1度)
30以上、35未満肥満(2度)
35以上、40未満肥満(3度)
40以上肥満(4度)

世界保健機構(WHO)の判定基準

BMI判定
16.00未満痩せ過ぎ
16.00以上、16.99以下痩せ
17.00以上、18.49以下痩せ気味
18.50以上、24.99以下普通体重
25.00以上、29.99以下前肥満
30.00以上、34.99以下肥満(1度)
35.00以上、34.99以下肥満(2度)
40.00以上肥満(3度)