世界中のアスリートやフィットネスのプロ達は、毎回同じものを同じ時間(タイミング)で食べるようにしています。
実は、トレーナーの私もそうなんです!
しかし、それには大きな理由があるんですよ。
同じものを同じタイミングで食べるメリット
正しく組まれた献立とタイミングであれば、何よりも体のパフォーマンスは最高のレベルにあがり、他の誰よりも栄養は摂れるからです。
しかし普通の人から見れば、ボディビルダーの人たちの食事は、凄くつまらなくて栄養が偏りすぎるという印象もあるかもしれません。
でも楽しくやれば全くそんなことはありませんし、食材のそのままの味は超旨いですよ。
カロリーコントロールしやすい
食事内容(食材)や量を同じにすることで、体重コントロールは簡単になります。
だからプロのアスリート(特にボディビルダー)やスポーツ選手はみんなそうしているのですよ!
しかし、正しい知識のない方がずっと同じものを食べて続けるとどうしても栄養不足になってしまいます。
なので、皆さんは数日毎に食事の内容を変えるようにしたほうが良いでしょう!
エネルギーバランスが安定する
不規則的な食生活の場合は血糖値が上がったり下がったりするから、太りやすいのです!
これを毎日同じタイミングや食事の量で繰り返して行けば、体がこのリズムに慣れてきます。
その分、効率も上がるから体のエネルギーバランスも安定して来ます。
太りたくなければ、身体活動が多い時間帯(トレーニング前)に多めに食べて、
そしてエネルギーが必要ではない時(就寝前)に食事を控えれば良いです。
同じ食べ物に飽きないの?
もちろん、私も飽きる時がありますし、それは仕方がないと私は思っています。
対策としては、調理の方法や味付けを変えたりしていますよ!
予定していた献立が毎日6~7割程度守ることができれば成功だと思って下さいね!
だって、100%なんてありえません!
残りの3~4割程度はちょっとした間食や口直しのスナックを食べてしまっても構いませんよ!!
甘い物が欲しくなったら?!
「えええ、ヘイキ先生は甘い物を食べているんですか!」
と良くお客様が驚いて私に聞く事があります。
「もちろんYES!」が私の答えです。
だって、誰でも時々欲しくなりますし、ストイックな生活にOFFの時も必要です。
ちなみに「私は全く甘い物を食べない!」と言い張っているトレーナーさんは嘘ついていると思って下さい。
だって、エストニアのボディビルチャンピオンですら甘い物を食べていますよ!
私はもちろん毎日食べていないし、なんと1か月も甘い物を食べない時もあります。
私のように週5~6日も筋トレしていれば、ちょっとした甘い物にはプラスの効果もあります。それはストレス解消です。一石二鳥でしょう(笑)
ポイント:トレーニングがちゃんとできていれば、甘いものもOKだけど、まずしっかりと筋トレを頑張ろう。ただし、食べるタイミングと量に気をつけて下さいね。
同じ時間に食べる習慣を味方につけよう
習慣より怖いものはない
野球で有名なイチロー選手も毎日同じ時間に同じ物を食べ、同じ時間にトレーニングを始めるという話を聞いたことはあります。
それはなぜかというと、習慣より怖い物はないからです!
だって、悪い習慣をなくすには相当の努力が必要であることはみなさんも自分の経験で分かっているかと思います。
だからそこであえて良い習慣を作って行くのです。
食事のタイミングや回数については以下の記事でも紹介しています。 ・太りにくい食事は時間帯よりもタイミング!食後の活動量を意識しよう ・食事回数が少ない人ほど太りやすい!食事回数を増やすメリットと方法
初めは期間を決めるのが良い
私自身も基本的に外食はせず自炊し、同じタイミングで食事の量は同じです。
しかし、そのような生活を続けていると、気分転換に外食をしないとストレスが溜まってしまう人も同然ながらいます。
このような問題を解決する為に期間を決めて行なった方がいいかと思います。
(例)
・30日間、肉体改造のために食事の制限を行う
・3週間の間は、夜は18時に食べる
など
(※)期間が長すぎると人間は面倒くさくなるので、できれば11日間、あるいは22日間と言った面白い数字を目標に設定した方が達成率が上がります。 3か月(90日間)と言った目標だと長すぎるので、スタートしたばかりの方にはお勧めできません。