卵を食べるとコレステロール値が高くなる!という話は誰でも聞いたことはありますよね。しかし、それは昔の話であって、今は卵を食べてもコレステロールには影響ないし、むしろ良いと言われるようになりました。

じゃ、なぜ話が一変したかというと、色々な実験をやっても個人差という物があるから、なかなか正確には測定できないからです。

卵は本当にコレステロール値を上昇させるかどうかが最近疑問視されるようになりました。

つまり、コレステロールに影響されやすいという人もいれば、そうではない人がいます。まあ、たばこも同じです。一日一本吸うだけで肺がんになる人がいれば、20本吸っても何もないという人もいますよね。それは全部個人差によるものです。更に日々の生活習慣や食生活も変わってきます。運動しているか否かも重要なファクターです。

影響あるかないかというより、個人差だと私は考えています

コレステロールを含むのは黄身

卵全体にコレステロールが入っているのではなくて、黄身の部分だけです。黄身は脂質でできており、コレステロールを含んでいます。もし、白身だけ食べていれば、そもそも論外です。

アドバイスはありますか?

私はスポーツ科学の博士ですが、医師ではないから「こうして下さい!ああして下さい!」と言えないが、スポーツトレーナーとして多くの方々を見てきたのでやっぱり「適度」がキーワードだと言えます。コレステロールも筋トレと同じで、やりすぎると体へ影響が出てきます。トレーニングの場合は疲労が溜まってしまうが、コレステロールの場合は血管が詰まってきます。

私の個人的な経験から言えるが、一日に卵を1~2個食べても全く問題はないです。卵のコレステロールよりもやっぱり野菜を十分取っているか、脂っこい物を食べすぎていないかが心配です。野菜には血液を綺麗にする効果があるので、心配の方は野菜を多めにし、適宜のトレーニングで問題解決できます。あと、体に良いタンパク質(卵白)を含む卵を避けるより、ラードや油を多く含む外食を控えた方が賢明です。

卵よりやっぱり外食に含まれるラードや脂質が重要な問題で、多くのコレステロールを含む

コレステロールって何?

コレステロールは体内に存在する脂肪分(脂質)で、主に肝臓で作られています。脂肪分と聞くと悪いイメージがあるかもしれないが、コレステロールはホルモン、胆汁酸(脂肪の消化吸収)、そしてビタミンDを作る材料でもあるので、私たちの体にとってとても重要なものです。

善玉コレステロール、悪玉コレステロールという言葉を聞いたことある人は多いですよね。LDL(悪玉)コレステロールは肝臓で作られたコレステロールを血流に乗せて全身に運んで、HDL(善玉)コレステロールは余分なコレステロールを肝臓に持ち帰ります。LDLコレステロールは、増え過ぎると血管の壁に沈着して動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高めてしまいます。HDLコレステロールは、その増えすぎたコレステロールや血管の壁に沈着したLDLを持ち帰る、言ってみれば血管の清掃員です。