筋トレをして、筋肉が壊れ、そして筋肉痛が出てくると説明するトレーナーさんはいまだにこの世の中にいますが、実は筋肉痛イコール筋損傷ではありません。そして、筋肉痛がひどければひどいほど筋肉がボロボロになっているという意味でもありません。

良く考えて見て下さい

まだ測定技術や運動生理学に関する研究が進んでいなかった大昔には筋肉痛イコール筋損傷だと考えられていましたが、実はそうではありません。だってちょっとした運動でも毎回筋肉が痛みを伴うほど損傷を受けていたら、内出血もするはずですが、どんなに筋肉痛がひどくてもそういうことはないですよね。正しい筋トレで筋肉がボロボロに壊れるのではなくて、筋細胞(筋線維)の構造がちょっと影響(変化)を受けるだけです。切れてはいませんよ。

換言すれば、「慣れている以上に体(筋肉)を使ったよ!キャパを超えたよ!」と思うべきです。筋肉痛は損傷の程度を表しているわけではありません。

そこで、タンパク質を摂取することで、筋細胞が被ったダメージ(細胞内の構造変化や乱れではあるが、壊れていることではない)を抑えたり、そして細胞を強くすることはできます。タンパク質に含まれるアミノ酸にはそういう働きがあるからみんな運動後にプロテインを飲むようにしています。しかし、まだ運動を始めたばかりの方はプロテイン(タンパク質のみ)より他の栄養素も重要なので、最初の3か月はプロテインではなくて通常の高タンパク質の料理が効果的です。例えば、魚、豚肉や鶏肉などが代表的です。

プロテインには筋肉痛を和らげる効果?

タンパク質(プロテイン)は筋肉の材料であるから、筋肉を強くて大きくするには欠かせない物ですが、プロテインドリンクには筋肉痛を和らげる効果はないと思って下さい。筋肉痛を和らげたければ、トレーニングに慣れるしかありません。ちなみに、筋トレ期間が長ければ長いほど筋肉痛が出にくくなります。例えば、1年間継続してトレーニングをした人は仕事が忙しいために、1か月休んだ後筋トレを再開してもそれほど筋肉痛にはなりません。ということで、筋肉痛になりたくなければ、体をトレーニングに慣らすしかありません。

プロテインには痛み止めのように筋肉痛を和らげる効果はない!体をトレーニングで慣らすしかありません。