有酸素系マシンの種類と特徴【ジムによくある3種類のマシンを紹介!】

トレーニングジムには様々な有酸素マシンがあります。

『どのマシンに乗ればいいのかわからない…』

なんて初心者の方は迷ってしまいますよね。

マシンの種類を知っておくことで今後ジムで迷ってしまうこともありませんし、自分にあったマシンを選択できるようになります。

3種類の有酸素系マシン

有酸素運動とは、大きな筋肉がリズミカルに動き、長時間にわたって活動できる運動のことを指し、心肺機能向上や脂肪燃焼に効果的です。

今回はエリプティカル、バイク、トレッドミルの3種類のマシンをご紹介します。

エリプティカル(クロストレーナー)

エリプティカルマシンのイラスト

エリプティカルトレーナー(別名スキーマシン)は膝への衝撃が少ないマシンです。

足場から足が完全に離れることがないため、初心者にも向いています。空中を歩いているような、あるいはスキーに乗っているような感覚で有酸素運動を楽しむことができます。

上半身と腰周りも自然と動くので、デスクワークをしている方には最適なマシンです!

終日座った姿勢で仕事をした後の、腰にたまった疲労や懲りを和らげることが期待できます。

また、あまり知られていませんが、このマシンは前進(前に歩く)だけではなく、後進(後ろへ歩く)といった動きも可能です。

ヒント:腰痛や腰が痛くなりやすい方にお勧めするマシンです。

効果を高めたいのであれば、手でハンドルを握ると腰も自然ともっと動くようになるので、デスクワークで溜まった疲労の解消にもなります。

バイク(自転車こぎ)

有酸素マシンのバイク漕ぎのイラスト

バイクは座った姿勢で漕ぐため、エリプティカルよりも膝に掛かる負担が少ないマシンです。

弱点をあげるなら上半身があまり動かせないという点ですが、適度に負荷を上げていけば問題なく全身が温まります。

ジムで利用できる室内バイクは2種類あります。

  • アップライトバイク
  • リカンベントバイク

です。

ジムにあるプライトバイクの写真
アップライトバイク
ジムにあるカンベントバイクの写真
リカンベントバイク

アップライトバイクはサドルの座り心地によっては、腰が硬くなってしまうことがあります。腰痛もちの方はリカンベントバイクのほうがしっくりくるかもしれません。

ただ、どちらを選んだとしても、座り方がだらしなければ同じ結果を生んでしまいます。

見方を変えれば、座り方が正しければどちらも腰に安全なマシンと言えるのです。

ヒント:低体力者や高齢の方にはアップライトバイクよりリカベントバイクのほうが安全で、漕ぎやすいです。

トレッドミル(ランニングマシン)

トレッドミルマシンのイラスト
トレッドミル(ランニングマシン)

ランニングマシンは誰もが見たことのある有名なマシンかもしれませんね!

メーカーによって多少使い方や機能は違いますが、基本的にどのメーカーにしても速度や傾斜を上げる機能が備わっています。

ジムにおいてあるドレッドミルは通常15%まで傾斜あげられるマシンが主流ですが、特殊なジムやプロが通っているところだとなんと30%まで傾斜がつくマシンもあります。

ジムにあるランニングマシンの写真
ランニングマシン

膝が悪い方はランニングマシンを歩く速度(時速3〜5キロ)まで設定し、そして傾斜を上げていくと良いでしょう。

スピードがゆるやかであれば、膝の弱い人でもランニングマシンを使用することができます。ただし、膝の痛みが悪化したら、中止しましょうね!

ヒント:運動を始めたばかりの人は、速度を上げて走ることよりも、傾斜をつけて早歩きをしたほうが膝に優しく、適度な運動強度が保てます。

有酸素マシンのまとめ

有酸素マシンはたくさんの種類やメーカーがありますが、みな効果は同じくらいなので、1番ベストというものは存在しません。

マシンによっては体重の関与や、筋肉が力を発揮する角度などが違うため、使用するマシンを頻繁に変えることで、常に新しい刺激を与えつづけることができます。

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