自転車を漕ぐことで脚が競輪選手のように太くなると心配している女性が大勢いるようです。それで女性は筋トレ後にエアロバイクではなく、ランニングマシンを選んで脂肪燃焼をしています。ランニングマシンでもバイクと同じように脚を動かしています。なぜランニングは平気なのに、バイクで脚が太くなると思われているのでしょうか。

競技の特性による体づくり!まずは、自転車の選手を見て行きましょう。

トップ写真に写っている人はドイツのオリンピック選手(競輪)のRobert Förstemannです。確かに彼は太くたくましい脚の持ち主です。では、自転車を漕ぐことで脚がこんなに太くなるのでしょうか?次の写真で謎が明らかになります。

Tour de France(自転車の長距離走)のAlberto Contador選手の足はとても細い

結論から言うと、

自転車というのは単なる道具に過ぎません。選手たちは自分の競技に合わせた体を作っていくのです。競輪に重要なのは、走るスピードです。なので、筋肉が多ければ多いほどパワーがあり、速く走れるのです。ところが、Tour de Franceのような長距離走の場合、大事なのは持久力です。何時間もノンストップで走らないといけないわけですから、大きくてたくましい筋肉は何の意味もありません。なぜなら、太くなる筋肉は持久力に乏しく、すぐに疲れ果ててしまうからです。さらに、筋肉が多いほど体重も重くなるので、長距離選手の脚は細いほうが有利なのです。

実は、脚が太い選手は・・・

大きく力強くなるような筋トレを行なっています。競輪の場合は短時間でできるだけ多くのパワーを引き出す必要があるため、脚の筋肉が太いほうが有利!つまり、自転車で脚が太くなったわけではないのです。

ボディタイプまで違う!

上の写真に写っているドイツのRobert Förstemann選手のニックネームはMr.Thigh(太い太腿)です。彼の脚は世界トップクラスの選手にしてもあり得ないほど太いので、遺伝的に太くなりやすいタイプでもあると言われています。なので普通の人は自転車を漕ぐだけで脚が太くならないと思ってOKです。ちなみに、競輪選手と長距離選手のボディタイプ(体質)は違います。上の写真はとても分かりやすく、左の男性は背が高くて、やや細身です。こういうボディタイプの人はそもそも筋肉が付きにくいのですが、持久力はあり、Tour de Franceのような自転車の長距離走に適しています。ところが、右の男性は背が低く、筋骨隆々です。背が低い人のほうが筋肉が付きやすいので、こういうボディタイプの人は競輪やボディビルに向いているのです。

競輪選手はとても重い負荷を扱うため脚が太くなるのです!

覚えていてください・・・

脚を太くしたいのなら太くするようなトレーニングをしなければなりません。脚を細くしたいのなら、持久系のトレーニングをしなければなりません。トレーニング効果はやり方で決まるため、事前にトレーナーさんと相談し、メニューを決めた方が良いでしょう。